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2016年12月17日

万が一の時、地元に役立つ為に!! ~地震災害時の建築物応急危険度判定士の資格講習~

万が一の時、地元に役立つ為に!!  ~地震災害時の建築物応急危険度判定士の資格講習~


師走。
随分とブログが御無沙汰になってしまいました。

書きたいコトあれど、落ち着いてパソコンの前に座れず…。
言い訳ですね。

今回は、先日に行われた資格講習のお話を。

「静岡県地震被災建築物応急危険度判定士」の資格講習です。

TV等で見たコトがあるかもしれませんが、”被災した建物の出入口付近に危険の度合いに応じて紙を貼る仕事” をする為の資格講習です。

僕自身、耐震診断・耐震設計、耐震工事に携わり、先日も耐震診断補強相談士の資格更新をしたばかりですが、実際に大災害が発生した際には自分の無力さを痛感すると思います。

自身の出来るコトは限られますが、そんな時でも折角の仕事・知識を地元の為に役立るコトは出来ないものかと考え、タイミングを逸していたこの資格取得を希望しました。

試験があるわけでもないので、建築士や建築施工管理技士の資格があれば誰でも取得可能です。

万が一の時、地元に役立つ為に!!  ~地震災害時の建築物応急危険度判定士の資格講習~


万が一の時、地元に役立つ為に!!  ~地震災害時の建築物応急危険度判定士の資格講習~


万が一の時、地元に役立つ為に!!  ~地震災害時の建築物応急危険度判定士の資格講習~



講習は浜松の総合庁舎で行われ半日でした。
制度の概要や、先日の熊本地震での判定活動について説明と、模擬判定の演習、判定士としての心得等を学び終了です。資格の有効期限は5年間で、更新時には再度講習の受講が必要です。

災害時の判定なので、あくまで簡易で応急的なものですが、二次災害を軽減する為には有効な方法だと思います。

矛盾していますが、本当はこの資格が役立つコトがない方が良いのですが、実際の演習や心得を学び、身が引き締まる思いがしました。

熊本・鳥取地震以降も、大規模ではないにしろ各地で地震が起きています。

 「備えあれば憂いなし」

被害を少しでも減らす為、これからも知識・技術の研鑽に励みたいと思います。



シライ
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白井建設株式会社
住まいの設計室しらい一級建築士事務所
http://461.jp/
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