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2016年05月14日
新緑を撮る&子供の日③ ~GWの三州足助屋敷で初の手仕事体験を【豊田市足助町:香嵐渓】~
豊田市足助町(香嵐渓)にある「三州足助屋敷」へ手仕事体験に行って来ました。
豊田市足助町 『三州足助屋敷』
愛知県豊田市足助町飯盛36番地
東海環状自動車道 豊田勘八I.C.
→国道153号足助方面へ車で約20分
→香嵐渓駐車場から徒歩で約10~15分
http://asukeyashiki.jp/
今回は、その第3回目。
第1回目はコチラ。
http://s461.hamazo.tv/e6813072.html
第2回目はコチラ。
http://s461.hamazo.tv/e6811288.html
事前に、どの体験をしたいか家族で相談を。
今回選択したのは、『紙すき体験』 と 『鍛冶屋体験』です。
『紙すき体験』は、子供セレクトで、
『鍛冶屋体験』は、大人セレクトです。
■『紙すき体験編』
①和紙の原料です。
②原料を水に溶かし混ぜます。(今回はヨモギも混ぜました)
③溶かしたものを、紙すきの型へ流し込みます。
④水が切れたら型から外し、
⑤さらに余分な水分を取ります。
⑥紙専用の乾燥機です
⑦そーっと乾燥機に貼り付け、余分な水分を押し出し、
⑧1時間もせずに乾燥し ”和紙はがき” の完成です。
■『鍛冶屋体験編』
「鍛冶屋さん」作業場の様子です。
職業柄、この光景に鉄骨屋さんのような雰囲気を…。
5寸釘(15cm程)をペーパーナイフに加工します。
作業工程(左→右の順)に従い、こんな風に出来上がります。
①七輪の中(専用の穴あき炉へ挿入)で釘を熱します。
②二人で作業をします。
一人(大人)は釘をペンチで掴み固定、
もう一人(子供)はとにかく強く叩きます。
③赤く熱した釘先を金槌で叩き、少しずつ平たくします。
①→②→③を繰り返し、段々と形を整えます。
④程良い刃先の形が出来たら、それを研磨してもらいます。
⑤仕上がるとこんな感じ。完成です。
「紙すき、鍛冶屋体験」とも、子供達は本当に楽しそうな顔を。
”普段何気なく使っているものが、実際にどうやって作られているのか” を知る事は、頭と身体を使った貴重な体験です。
大人の僕達も、鍛冶屋体験では少しでもカッコイイ出来栄えにと鼻息が荒くなってしましました。ペーパーナイフは切れ味も鋭く、紙もスパスパ切れます。もちろん小さな子供が使うのはあぶないので、鍛冶屋さんも ”どれだけ切れ味が凄いのか” をその場で見せて、言い聞かせてくれました。
一枚の紙を作るが、どれだけ大変なのか。
便利な道具には、危険が伴うことがある。
遊びのような体験でも、多くのコトを学んで欲しいです。
充実したGWの子供の日になりました。
「面白そうだなぁ」と感じた方は、是非遊びに行ってみて下さい。
シライ
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白井建設株式会社
住まいの設計室しらい一級建築士事務所
http://461.jp/
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